居宅介護支援についてのよくある質問
居宅介護支援についてのよくある質問一覧
Q1 介護の事を相談したいのですがどこに相談すればいいですか?
介護についての疑問や悩みに応えてくれる窓口のなかでも、まず最初は市区町村の介護保険の担当窓口。「介護保険課」「高齢福祉課」など市区町村によって名称は異なりますが、窓口での対面相談や電話相談、公民館などでの出張相談会などを行っています。
次に相談先として頼りになるのが、地域包括センターです。この地域包括支援センターは、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で安心して生活することができるよう、高齢者本人はもちろん、家族や地域の住民の相談に応えてくれるところ。全国で4,000以上、市区町村に必ず一つは設置されています。
また、各地域にある社会福祉協議会や都道府県の社会福祉士会も、相談先として利用したい存在です。
これらのほかにも、社会福祉法人、医療法人、NPO法人、ボランティア団体、一般企業など、さまざまなところが介護についての相談を受け付けています。
Q2 ケアプランを作成するのに費用はかかりますか?
ケアプランの作成については
ケアマネージャー(介護支援専門員)が在宅介護に関する相談に無料で応じます。
介護に関して、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
Q3 ケアマネジャーってどんな仕事をしてくれるの?
介護保険法におけるケアマネジャー(介護支援専門員)は、「要介護者等からの相談に応じ、要介護者等がその心身の状況等に応じ適切なサービスを利用できるよう市区町村、サービス事業者等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けたもの(法第七条第五項関係)」と定義されています。
利用者様が普段どんな生活を送っているのか、どんな介護を必要としているか
また、ご家族はどのくらい協力しているかなどヒアリングさせていただき
最適なプランをご案内しています。
Q5 どんな介護サービスがあるの?
訪問介護と通所介護に分かれます。
訪問介護とは、在宅介護を支える中心的なサービスです。ホームヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排せつ、衣服の着脱などの身体介護や掃除、洗濯、買い物などの生活援助を行います。
通所介護とはデイサービスセンターなどに日帰りで通い、食事や入浴などの介護サービスやレクリエーションなどを通して日常生活機能の向上のための訓練を受けるサービスです。
訪問介護と共に在宅介護サービスの中心的なサービスです。定期的に通所介護を利用することで、利用者の気分転換が図られ、生活に良いリズムを生み出すメリットがあり、介護をしている家族の休息のためにも利用されています。
Q6 介護タクシーはどこでも行けるの?
介護タクシーとは、要介護者や体の不自由な人が利用するためのタクシーのことです。
主に車いすやストレッチャーのまま乗車できる車両を使用して、移動だけでなく運転手が利用者の介助を行う点が大きな特徴です。
対象者は、自宅、有料老人ホーム、ケアハウス、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などで生活していて、1人でバスや電車などの公共交通機関に乗ることができない要介護1~5の人です。※「要支援」と認定された方は利用できません。
介護保険適用となるには「日常生活上または社会生活上必要な行為に伴う外出」と定められており、下記のように利用目的が限定されています。
・通院(受診、リハビリ等)
・補装具・補聴器・メガネなど本人自身でなければならない調整や買い物
・預金の引き下ろし
・選挙投票、公共機関における日常生活に必要な申請や届け出
基本的には病院、市役所、郵便局、銀行の4つの場所への移動手段としての利用が可能です。